〝つなげよう〟教えを次世代へ

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『過ぎたくり言取越苦労 神の授けの身をやぶる』

 下旬からじめじめした天候が続いた様ですが、私自身の気持ちもいつの間にか、じめじめしている事に気付いたものです。又、晴天の日は表に出て歩いてみたい気持ちになる事も、晴れの日だから洗濯でもしようかという気持ちになる事も、私達の自然の気持ちの様であります。ここで、色々な事が考えられるのです。

 一つ目はじめじめした家庭、明るい晴々した家庭。どちらが好ましい事であるかは言わなくとも分かる事ですが、しかし実際には好ましくない家庭の意外に多い事も事実の様です。

 二つ目は物を育てるのには、じめじめしたうっとうしい気候が良いか、晴々した気候が良いかという事です。連日じめじめしていたのでは折角の種も腐りかねません。日照り、干ばつは困りますが、暖かい日にこそ物は育つものの様でございます。

 家にしてもやはり同じく、親の心がじめじめしていたのでは、子供の心はどうなりましょう。怒鳴る親の子は、子供も怒鳴る様になります。手を上げる親は、子供も手を上げる様になってしまいます。

 私達は自然の示すもの、いわゆる天の法則によく目を向けて、じめじめした天候にも左右される事なく天照大御神様の様に晴々した心になり、大国様や恵美須様の様にニコニコと暮らす事に努めねばお家に福は入って参りません。どうぞ日々の積み重なりが、神の思し召しにふさわしい心になる事を認識されて努めて頂きたいと思います。


合 掌

初代管長 泉 波 秀 雄