〝つなげよう〟教えを次世代へ

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『悩む思いを祈りにかえて すがれ一とすじ神さまに』

親というものは、赤ん坊の事となると泣けば喜び、眠れば喜び、出せば喜び、一日中一生懸命になって喜び勇んで守り育てるのであります。この気持ちを何と言ったらいいでしょう。そうです、親心です。親心と言う以外、他に言い方があるでしょうか。こうした親心というものは、物や金には変えられぬ程尊いものであります。他人の子にも、仕事上の部下にも、或いは友達にも子供と同じような親心をかけてあげたら、その人達はどんなにか喜ぶことでありましょう。そうした親心の前には、人は安心してもたれてゆきたくなるものです。

「他人の為に尽くせ。人の為が我が身の為」といつも私達は申しているのですが、まいた種と同じように考えて下さってもよろしいと思います。神様は「めいめいの実行した事のみがその人のもの」と言われます。そしてその行ったことが魂について、来世人間として生まれてくるものでございます。そうした事から考えてみましても、私達の日常での心づかいという事は、大事な事でございます。

どうか日々を親と言う立場で物事を考えて暮らして下さい。そうした実行だけが、あなた方めいめいの徳不徳となって、私達の人生に表れてくるものなのです。毎日毎日の繰り返しの生活が、そしてその時々の考え方、思い方が、幸不幸につながってくるものです。


合 掌

初代管長 泉 波 秀 雄