〝つなげよう〟教えを次世代へ

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『過ぎたくり言取越苦労 神の授けの身をやぶる』

私も母子家庭の子供と同じ状態であったのです。十四歳で父と死別し、私の下に五人の子供があったのです。生まれたばかりの赤ん坊もおりました。こんな中で姉妹は、私を師範学校に上げてくれました。母は信仰深い人だったので、ぐれる子供もなく、どうにか世間並な家庭でそれぞれに成人し、家庭を持つことが出来たように、母の信仰のお蔭も大きなものがあったと思うのでございます。

信仰心があれば、何事にも感謝することを忘れません。不足を言い出すと際限がない位たくさんございます。逆に感謝する心をもって物事を見ると一切が有難いものでございます。

この心をもって物事にあたり解決していくと、悪い結果は出ないはずです。そうした生活を続けていくところに神様仏様のお守りも頂けるのでございます。神様仏様にお力を下さい、お守りして下さいと言っても、まいた種通りに結果が出る事を忘れてはならないことでございます。

「棚からぼた餅」式の考えでは、成功とか望んでいることは成就しないのでございます。例えば本を読むとします。読んだらその本の内容はよく分かります。それだけ知識としてその人の身につくものであり、日常生活の中にもそれを生かすことが出来ます。

ただ一日をぼんやりと暮らすか、何かを身につけようと努力するか、それによってその人の人生も大きく伸びるか、留まるかの両面があるのでございます。

初代管長 泉 波 秀 雄